DIVIDEやMEASUREコマンドを使えば、線種やポリライン、円弧、スプライン、エリプスなどの2Dオブジェクトを長さが分からなくても等分割することができます。
これらのコマンドでジオメトリを分割することはできません。その代わり、分断面に点もしくはブロックが作成されます。
円弧のように一部が離れているオブジェクトや完全にくっついている円にも使えます。

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DIVIDEコマンド
ジオメトリをいくつかに分断したい場合にDIVIDEコマンドを使います。
今回はスプラインを例に説明していきます。
ホームタブの作成パネルの下矢印をクリックすると拡張パネルが開くので、その中からディバイダを選択します。コマンドラインでDIVIDEと入力しても大丈夫です。
スプラインをクリックし、いくつに分割したいかを指定します。今回は6と指定しました。
Enterを押して、コマンドを終了します。

一見何も変わっていないように見えますが、ちゃんと分割されています。視覚的に確認するには、DDPTYPEと入力し、Enterを押します。
すると点スタイル管理ウィンドウが開きます。点スタイルの一覧の一番上の左から4番目のスタイルを選択し、OKをクリックしましょう。

これで、ジオメトリを6つに等分割している点が表示されるようになりました。
MEASUREコマンド
MEASUREコマンドは分割したい幅が決まっているときに使います。
例えば、図面に円弧があって、その円弧を35mm間隔で分割したいときなんかにこのコマンドを使います。
しかし、このコマンドには欠点があります。それが、最後に分割されたジオメトリの長さが指定した長さと異なる可能性があるということです。
これは、下図のように、最後のジオメトリの長さは分割された後の残りの長さになってしまうためです。

例えば、長さ9mmの線分をMEASUREコマンドを使って2mmの間隔で分割したとしましょう。すると、4つは2mmの間隔で分割されます。しかし、最後に分割された部分の長さは1mmになります。
このコマンドを使うには、ホームタブの拡張作成タブからMEASUREコマンド選択するか、コマンドラインでMEASUREと入力して、Enterを押します。

ジオメトリを選択し、分割したい長さを入力し、Enterを押します。
すると、DIVIDEコマンドの時と同様に、分断面に点が表示されます。
DIVIDEコマンドと違うのは、点の代わりにブロックを使うこともできるというところです。
ブロックを使って分割する
下図のような画像を使ってみていきましょう。
このように不規則な池があって、池の境界線に等間隔で木を植えていきたいとします。
AutoCAD上でTreeというブロックを作成し、池の分断部分にこのTreeブロックを配置していきたいと思います。
コマンドラインでDIVIDEと入力し、Enterを押します。もしくは、ホームタブの拡張作成パネルからディバイダを選択します。
オブジェクトを選択と表示されるので、池の境界線をクリックします。次に下図のようなコマンドラインが表示されます。

コマンドラインからブロックを選択するか、Bと入力してからEnterを押します。
次に挿入したいブロックを聞かれるので、今回はTreeと入力してEnterを押します。
次にオブジェクトの境界線に沿ってブロックを回転させるか聞かれます。
境界線に沿ってブロックの向きを変えたい場合は、はいを選択します。
ブロックを一定の方向で配置したい場合はいいえを選択します。
今回使用する木の平面図は円なのでどちらを選んでもさほど影響はないので、はいを選択します。
最後に、コマンドラインでいくつに分割するか聞かれます。今回は12と入力してEnterを押します。
すると下図のように、池の境界線に沿って12個のTreeブロックが等間隔で配置されます。
この手順と同様に、MEASUREコマンドを使って同じ距離でブロックを配置し、オブジェクトを分割することもできます。
ただし、MEASUREコマンドでは、ブロックの数ではなく分割する長さを指定してあげる必要があります。
まとめ
オブジェクトを分割することは実務でもよくあります。
今回紹介した方法の中で使ったことがないものがあればぜひ試してみてください。その際にわからないことがあればぜひ下のコメント欄からご質問ください。

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